意識の余裕 - オカルトやニューサイエンス - 石ノ森章太郎
いずれを信じるか。あるいは信じないか。そこには言及しない。
石ノ森自身も、オカルトやニューサイエンスなどに関しては
「『アルかもしれないし、ナイかもしれない』という意識の余裕が必要なんじゃないか」
と語っていた。作家はサイボーグ009で戦争や科学、地球環境、
さらには神の領域にまでペンを走らせた。
2012009 Conclusion God’s War 構想
001=イワン・ウイスキー
0歳。誕生日不明。ロシア人。あだ名は「電子頭脳」
002=ジェット・リンク
18歳(旧設定22歳)。2月2日生まれ。イタリア系アメリカ人
003=フランソワーズ・アルヌール
19歳(旧設定16歳)。1月24日生まれ。フランス人
レーダー・センサー能力を保有し、4キロ四方の索敵ができる聴覚・50kmを
有効範囲に収める遠視力(透視能力も付随)を強化されている
004=アルベルト・ハインリヒ
30歳(旧設定28歳)。9月19日生まれ。ドイツ人
全身武器の戦闘用サイボーグ
005=ジェロニモ・ジュニア
27歳(旧設定31歳)。12月25日生まれ。ネイティブアメリカン(インディアン)
砲弾にも耐える強固な装甲皮膚と、超高出力エンジンと最新式の人工心臓による
100万馬力(後に1000万馬力に改造)の怪力を持つ
006=張々湖(ちゃん ちゃんこ)
42歳(旧設定30代後半)。2月29日生まれ。中国人
体内に高圧縮エネルギー炉を内蔵し、高熱火炎(もしくは熱線)を口から放射する能力を持つ
007=グレート・ブリテン
45歳(旧設定40代後半 初期9歳)。4月1日生まれ。イギリス人(リバプール出身)
でべそに仕込まれたスイッチを押すことで、自身の細胞の分子配列を変化
させることができる。この機能により、他人はもちろん、
消費財以外のあらゆるものに変身可能
008=ピュンマ
22歳(旧設定21歳)。8月20日生まれ。アフリカ出身(旧設定ではケニア出身)
深海活動用に改造されたため、両足の裏に噴射口が備えてあり、激流を噴射して水の中で
素早く活動できる推進能力や人工のえら、深海の水圧をはじめとする高重圧環境に耐える
皮膚と内臓を持つなど、水中活動だけなら他の全員を凌駕する
009=島村ジョー
本作の主人公。18歳。5月16日生まれ。日本人の母と外国人の父との間に生まれたハーフ
先に改造されていた7人の技術を結集した完成体で、汎用性に優れ、
基礎能力は他のメンバーより高く、改造箇所も004と肩を並べるほど多いため、
見かけに反して生身の部分が少ない
最大の特徴は002=ジェットのものを更に改良した加速装置で、
奥歯に仕込まれたスイッチで操作する。多段式により加速度は可変で、
最大加速マッハ5(平成版アニメ)で行動できる
新昭和版アニメのみのゲストキャラ 【1979-1980年】
ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァ
ネオ・ブラックゴーストの首領。インドの行者の息子達である三つ子の兄弟であり、
3人とも001の父であるウィスキー博士によって改造された。
頭の一部が透けて脳髄や機械が剥き出しになっているのが特徴で、
中央が剥き出しになっているのがブラフマー、
左半分が露出しているのがヴィシュヌ、
右半分が露出しているのがシヴァである。
脳改造は001以上に行われており、001よりも強力な念動力を操る。
ガンダール
「東洋のイエス」と呼ばれ、戦争や災害に疲れた世界中の人々の心を癒す聖人。
穏やかな性格だが悪を憎む強い心の持ち主である。容貌がブラフマー達に酷似
していたので当初は009達にネオ・ブラックゴーストのメンバーだと疑われた。
正体はウィスキー博士がブラフマー達を改造した際に彼らから取り除いた良心のみの脳髄を、
余った身体のパーツに組み込んで誕生させた人造人間である。このため、
ブラフマー達に近づくと激しい苦痛を互いに感じた。自らの誕生の秘密に苦悩するが、
009達との交流で自分の「兄弟」との対決を決断し、
オーディンに導かれるままに彼等の元に赴く。
最後は合体したブラフマー達に突入して共に消滅した。
Cyborg 009 -tagatameni- サイボーグ009 ~誰がために~
- 関連記事
-
- 曇天に笑う หัวเราะ
- 伝わる伝わらないはルールの先にある。
- 男が選ばれてどうすんだって思う。オレは、選んでがんばるんだ
- BLACK LAGOON
- あいつのいない世界なんか、俺は知らない。
- 愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ
- ウロボロス -「死と再生」「不老不死」の象徴 -
- 第40話 「フラスコの中の小人」
- 恵まれ過ぎてバカになっちゃってるんだよ。
- 意識の余裕 - オカルトやニューサイエンス - 石ノ森章太郎
- HUNTER×HUNTER メルエム:生まれてきた理由
- 赤毛のアン 1ダースの男の子よりも... マシュー・カスバート
- 雲にのる 本宮ひろ志 昭和63年:モーニングに連載
- อาภาไชย หอภาไชย
- 宇宙兄弟 「情を挟むなってんならパソコンにでも決めさせりゃいい」